始まりと終わり
ブログなんていつまで続くかわからないけれど、日記だと思って日々のことを書き留めておこうと思う。
すべてのことには始まりと終わりがあって、いつか終わってしまうと知るからこそ今この瞬間を人は大事にできるとおもう。
自分にとって一番大事なことは間違いなく家族の存在だ。
学生時代には親のことを鬱陶しいと感じたり、なぜそんなことをするんだと嫌悪の感情を覚えたこともあった。
今はその時には気づけなかった自分たち子どもに対する愛情がわかる。
僕がまだ自分のことしか考えられないほど子供だったころに、親の愛情に気づけないことはある程度しょうがないことだと今は思えるし、僕の親は子の気持ちに関わらず愛情をもって接してくれる素晴らしい人だったとおもう。
ただもう少し早く自分が親の愛に気づけるくらいに大人になっていればとおもう。
過去の時間はもう二度と戻ってこない。
自分の人生において過去にしてきた選択はその時のベストだったと信じているけれど、それとは別にもう二度とは戻らない時間を巻き戻せないものかと虚しく願う時もある。
自分は昔のことを正直あまり覚えていない人だ。
周りの友達が昔のことを事細かに話すのを聞いて、なぜそんなに覚えているのだろうと不思議におもうくらいだ。
きっとあまり過去のことは振り返らないから昔のことも覚えていないのかなとおもう。
別にそれが悪いことだとはあまりおもわない。
過去は経験とも置き換えられる。
経験からは学ばなければならない。
経験を今この瞬間に活かす。
そして未来につなげていく。
人の気持ちは自分がその立場になってはじめて分かるもので、いくらそうでないときに人の気持ちを理解しようとしても想像の範囲を超えることはないとおもう。
逆に言えばたくさんの経験をして人の気持ちを分かってあげられる人はその分だけ優しさや時には厳しさをもって人に接していかなければならない。