イチロー

今日2019年3月21日(もう日をまたいでしまったので正確には22日)にプロ野球選手イチロー選手が日本での試合を終えて引退した。

 

まずはじめに日本人として輝かしい記録を残して、数々の感動と勇気を与えてくれたイチロー選手に敬意とともに感謝の気持ちをここに書き記しておきたい。

 

引退のニュースを最初に目にした瞬間にイチロー選手の今までの活躍が頭の中によみがえってきた。

 

なにか一つの時代が終わってしまう、そんな気持ちで自然と涙がながれてきた。

 

引退会見は1時間以上にも及んだが、終始これぞイチローといわんばかりのイチロー節で観ているこっちはハラハラしながらも楽しませてもらった。

 

一つ一つの質問にたいして礼儀と尊敬の気持ちをもって丁寧にこたえていく姿はプロ野球選手の以前に一人の人間として素晴らしいと感じた。

 

また会見の最後に

アメリカにきて外国人としての経験をした、孤独を感じて苦しんだことは未来の自分にとって大きな支えになると今は思える。

辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うことは当然のこと。

エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていく、それは人として重要なことだと感じている。」

 

この言葉にイチロー選手が今までの野球人生で築き上げてきたすべてがつまっていると僕は感じた。

 

人は様々な経験をしていくが、誰一人としてほかの人たちと全く同じ人生を歩む人はいない。

 

その意味で誰しもが孤独であるといえるが、と同時に相手の気持ちを慮ることができるということでもある。

 

人はその人にしか経験できない人生があり、その中でたとえ孤独や苦しみに押しつぶされそうになっても前に進み続けることが大事だとおもう。

 

文章にすると当たり前のことだが、自分の行動でそれを少しでも示していきたい。