感情と人生
感情がない人生はひどくつまらなく寂しいものだとおもう。
最近やっとそのことを意識し始めた。
感情がない会話。
感情がないサッカー。
感情がない人生。
日本を外から見つめると感情を表現することを抑制され、いつのまにか自己表現することを忘れてしまった日本人で溢れかえっているのは事実だ。
察する文化が根付いている日本ではなおさらのごとく自己表現できないひとが増えやすいと思われる。
僕自身も度重なるサッカーでの挫折や失恋などの経験から、自己肯定感と自信の喪失を身をもって体験した。
そして人との出会いから、新たな人生のとらえ方を授けてもらい、過去や現在を含め自己評価が変わり、人生が少し好転した。
しかし、人から与えられた気づきということを認識していなかった僕は再び自己肯定感と自信を全くもって失い、人生のどん底へと突き落とされた。
そしてその体験の中からもがき苦しみ、やっと自分の軸、自信となるものを手に入れた。
自分自身で行動し、気づきを手にし、確信へと昇華させる。
22年生きてきてやっと人生の軸、土台が築かれた。
自信があるから表現できるのか、表現するから自信が積み重なっていくのかは分からないが、これからは自分を偽りなく表現していきたい。
自分が本気でやりたいと思っていることにたいしては、人間勝手に腰が動いているものだ。
自分の好きなことに常にアンテナを敏感に張って、行動をし続ける。
やりたいことを通じて、大きく感情が動いた体験はたとえその結果に関わらず、人生を豊かにしてくれるなによりも大事な経験となる。
そしてその体験を通じて得たことに磨きをかけ、次の世代へと受け継ぐことが僕らの使命だと信じている。