四季折々
日本人は自然とうまく共生しながら独自の文化を育んできた。
一年の中には四季があり、その時々に変わった色を見せる。
その変化を一日一日ごとに敏感に感じ取り、順応しながら生きてきた。
変化を感じ、順応してきたからこそこれだけ多様で豊かな美しい日本が形作られた。
また日々の変化を感じ、その時代や時の一部として生きることを理解し、受け入れ生きていくことが日本人としての誇りや、文化を作っていくことに繋がるはずだ。
誇りや文化は次の世代へと受け継がれていくもの。
自分には父、母から受け継いだものがある。
それは誇らしきことであり、自らの運命、宿命である。
激しく移り変わるこの現代の世の中で、四季の変化にそっと耳を傾け自分のルーツや日本の歴史を思い出す、そんな時間を持ちながら過ごしていければなと思うこの頃である。